L'art est le plus beau des mensonges

５月２３日、パリのシャンゼリゼ通りがフランスの農業関係者らによって

「巨大な農場」に変身（２０１０年　ロイター/Philippe Wojazer）

　イベントのため、シャンゼリゼは２２日夜から全面通行止め。通りには野菜など農産物が植えられたパレット８千個が次々に並べられ、一夜で凱旋門から１・２キロが農場に変身した。

　各地の特産物を紹介するとともに、世界的な経済危機で苦境にある農家の立場を訴えることも開催理由という。「農場」への入場は無料で、特産物の即売も行われる。

　２４日までの２日間で２００万人の来場が見込まれている。（産経ニュース）　   

　国連が今年を国際生物多様性年に指定したのにちなみ、フランスの農業団体などが農業の大切さを訴えようと２４日まで開催。農家の若者ら６００人が一夜のうちに石畳の上に土と木くずを敷き、１５万株の苗と１万２０００本の木を植えた。

　凱旋（がいせん）門から延びる幅７０メートルの並木道が、１．２キロにわたり車両通行禁止になり、菜の花やジャガイモ、ブドウ、小麦など１００種類の農作物の苗で埋め尽くされた＝写真、清水俊郎撮影。

　このイベントは、価格下落や補助金削減で苦境にある農林業の生産者団体が、フランス産品をアピールしようと約1年前から準備。入場無料で、主催者は2日間で200万人以上の来場を見込む。約8000区画に分けて運び込まれた植物はイベント終了後、区画単位で個人や団体が購入できるという。（時事通信）

農作物の畑を再見するイベントが行われたパリのシャンゼリゼ通り（共同通信）

シャンゼリゼ通り（フランス語: L'Avenue des Champs-Élysées、またはLes Champs-Élysées）とは、フランス・パリの市内北西部にある大通りである。パリ市内で最も美しい通りとされていて、特にフランスでは「世界で最も美しい通り (la plus belle avenue du monde)」と言う表現が使われている。日本では、シャンソン歌手の越路吹雪が「オー・シャンゼリゼ」を歌ったことがきっかけで広く知られるようになった。 

　シャンゼリゼ通りは元々は、農園と市場であったが、1616年にマリー・ド・メディシスがテュイルリー宮殿の庭園の軸を並木道で延伸したいと決めた。ヴェルサイユ宮殿の庭園なども手がけたル・ノートル(Le Nôtre)によって都市計画がなされた。

　1724年には、テュイルリー庭園を貫通する軸とその通りはエトワール広場までさらにつながり延伸され、「シャンゼリゼ（エリュシオン・極楽浄土）」という園地がその通りに面して広がり、元々秩序立てて植林されていたところがすぐに茂みとなった。 

　18世紀末の頃にはシャンゼリゼは流行の通りになっていた。両側の植え込みは正式の長方形の緑地帯をなすほど茂っていた。フォーブール・サントノーレ沿いに建てられた家々の庭はさらに格調のある茂みを形作っていた。その最大のものがエリゼ宮である。建物の前面の半円型の部分がロンポワンの北端となっている。

　王妃マリー・アントワネットは友人達とここを流し、ルイ15世広場にある堂々たるホテル・ドゥ・クリヨン(Hôtel de Crillon)で音楽の授業を受けた。ロンポワンからエトワール広場への通りは第一帝政時代に建設された。シャンゼリゼそのものは1828年に正式に市の資産となり、歩道、泉、ガス灯などが作られた。ナチス・ドイツの侵略時代には、ドイツ軍が木陰を行進したいがために街路樹の数を倍にしたと言われた。最近では1993年に側道部分が拡幅されるなど、何年もの間この大通りは様々な経緯変遷を経てきた。

　毎年7月14日のパリ祭（バスティーユ・デイ）の日には、大統領も謁見する、ヨーロッパ最大の軍隊パレードがシャンゼリゼで開かれる。（ウィキペディアより）

シャンゼリゼ大通りウェブサイト　http://www.champselysees.org/

パリ．シャンゼリゼ通りからレポート　http://www.i-lovebrand.com/html/w_ILB/20070710/voice.html