見ごろを迎えたチシマザクラ
東川町の旭岳ロープウェイ山麓駅で21日、横田信行撮影
北海道最高峰の大雪山系・旭岳(2291メートル)の旭岳ロープウェイ山麓(さんろく)駅の駐車場そばで、日本一遅咲きのサクラとして知られる約40株のチシマザクラが見ごろを迎えている。
同社によると、開花は13日で昨年より1日遅かったが、ほぼ例年並み。今月末まで今年最後の花見を楽しめそう。5合目の姿見駅付近では薄黄色のキバナシャクナゲなどの高山植物も見ごろという。
また、旭岳ロープウェイはリニューアル10周年を記念し、旭川、東川、東神楽の3市町の住民を対象に7月4日までと8月1~15日に、中学生以上の往復料金(2800円)を1000円に、小学生(1000円)を無料にする。(毎日新聞より)
チシマザクラの名所として、よく知られているのが根室の清隆寺。
境内には、国後島から移植されたという約30本のチシマザクラが咲き誇ります。その中には樹齢150年という風格のある名木もあり、北海道100年記念名木に選ばれています。(チシマザクラより)
チシマザクラ(千島桜 学名 Prunus nipponica var. kurilensis)はバラ科サクラ属の植物。
千島列島南部、北海道から中部地方以北に分布。名は千島地方に自生することより因んだ。亜高山帯の林内に生える落葉広葉樹で低木。高さは0.5-5mほど。タカネザクラの変種で、タカネザクラとの違いは葉柄、花柄、萼筒に毛がある点。花期は5-7月。淡紅色から白色で、直径2-2.5cmほどの花を1-3個ほど散形状につける。葉は卵状楕円形。北海道根室市では、桜の開花予想に用いられる標本木に採用されている。(ウィキペディアより)
北海道生き物図鑑 http://kankyo.meinyu.jp/environment/zukan/016/index.html
北海道人 http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200205/special_01.html
旭岳の移りかわり http://miim8.com/photo.html